クーラントの交換(2023車検)

<2023年4月>

今回も車検に向けての整備を続けます。
ロングライフクーラントの交換時期は2~3年と言われています。距離を走っていない車ですが、車検整備は丁度良いタイミングでもありますので交換することにしました。

 

クーラントはアンダーカバーを外さなくても、矢印のサービスホールから抜くことはできます。

 

私の場合、あの小さなサービスホールからクーラントを抜く自身が無いので、今回もアンダーカバーは外して作業します。
ボルトやナット、タッピングのビスで固定されているので少々面倒なのですが、作業がやり易くなる事を考えるとこちらの方が楽とも言えます。

 

アンダーカバーの裏側。
カバーの裏に少しですがオイル漏れの跡が残っています。カバーを外すとこういったものを見つける事も出来ます。

エンジン側を灯りで照らしてみたのですが、漏れの原因となる部分がどこなのかよくわかりません。
今回はオイル交換の際に少し垂らしてしまったのではと勝手に決めつけ、この部分については様子をみる事にしました。

 

クーラント交換の作業に戻ります。ラジエターのドレンは中央部の下に付いています。十字の溝が彫ってありますので、回すには大きな十字ドライバー等が必要です。無ければコイン等でもなんとかなるかもしれません。

 

一円玉でも回すことが出来ました。

 

コックを外してラジエター上部に付いているキャップを外せばクーラントは排出されます。

 

調べてみるとクーラントの容量は1800ロードスターで6リットル程度のようですから、家で一番大きな受けを準備して受けています。
ラジエターから排出されるのはその8割程度なのではないでしょうか。

 

サブタンクのクーラントも吸い取っています。
ここにも200~300CC位入っているようです。

 

排出されたクーラントは段ボールにトイレットペーパーロールを敷き詰め入れ、それに吸わせるようにしてゴミとして出しています。


クーラントを入れていきます。
今回はエンジン内部に排出できなかったクーラントが多少残っているのを覚悟して、すすぎ的な事は行わず排出分を補充して終わりにします。

 

そもそもそんなに回していない状態でしたし、クーラントの大部分は交換出来ていると思われます。
サブタンクもアッパーラインまで入れ、交換作業は終わりにします。

漏れなど無いかエンジンを動かしてテストをしています。
エンジンが温まり、ラジエターファンが動き出すまでアイドリングを行いました。
クーラントの漏れも見られず、これといった異常も無いようでしたから大丈夫でしょう。

 

ドレンからの漏れもありません。
アンダーカバーを戻しておきます。これで今回行おうと思っていた作業は全て済みました。
<クーラントの交換 終わり>

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