<2025年4月>
細かな部分の手直しと車検取得

フロントバンパー端の部分、金属ステイを固定するボルトです。
長年の使用から少し錆が出てしまっているのがわかります。
今回の車検整備の最後として、走りにはあまり関係のない「見栄え」をよくする手直しを少しだけやっておきます。

そのボルト。
パーツ番号で頼んだらメーカーから入手できました。形は同じなのですが、どうやらメッキが変えられてしまい、見た目の色が違ってしまいました。
少々色が違ってもマツダ純正のボルトですから、新しいものをこのまま使います。

スタビライザー固定ボルト。

このボルトもパーツ番号でオーダーすると入手可能でした。こちらもメッキ色が変わっています。
付けてみて思ったのですが、こういうところはボルトだけ新しくしないで、留め金具本体も一緒に手入れしないと駄目ですね。
装着し、写真で確認してから思いました。

次はエンジンルーム内の矢印部分の金属プレート部分。
錆というか、変色が見られます。

黄色矢印の金属プレートは、ちょっとメッキが剥がれ、このままだと腐食も始まりそうなので、ここらできれいにしておきたいところです。
簡単に調べてみると、プレート本体の新品は(多分)メーカーから出てこない物のようです。
プレートを固定するサビの出ているボルト(写真の〇部分)は新品があるようなので、こちらだけ交換する事にしました。

金属プレートは汚れを落とし、ボディ色に似たグリーンで化粧直しをしておきます。
本来の色と違ってしまいましたが、変色してしまったプレートでこのまま傷みが進むよりはマシと考えます。
あと写真を見て後から思ったのですが、一番上に載っている小さなプレートのくすみが結構目立ちます。
ここだけ再メッキするのも面倒ですから、この作業は先送りにします。

プレートを固定する錆びの出ていたボルトを外しました。
新品は入手できたのですが、試しに錆を落としてみると再使用が出来そうな感じです。
このボルトですが、磨いている途中でネジ部の形状がちょっと違うことに気付きます。ネジ部の溝の他に、ひねりがある感じで、一般的なボルトとは形が違います。
新品ボルト。
こういった細かなパーツもロードスターはマツダから出るのでありがたいです。因みに「9978-60-612」の品番で、名称は「タッピングスクリュー」となっていました。
ボルトの形状を新旧で比較しましたが、同じ形でネジ部に斜め状にスジがあるタイプで同じでした。スジがあるネジなので「タッピングスクリュー」なのでしょう。金属板にねじ込んで固定するための加工なのだと思われます。ここはメーカー指定の純正ボルトをきちんと使わないといけないようです。

今回一通りのメンテナンスと、若干の化粧直しを行った後、いつもお願いしている工場に持ち込んで点検と車検手続きをしてもらいました。
工場のラインで検査してもらったのですが、車検に障害のある不具合は無かったようで、今回も無事にパスすることができました。

前回の車検のオドメーターと比較したら、千キロくらいしか走っていなかったようです。
定期的に走らせて、自分としてはそこそこ楽しんでいるつもりなのですが、結果的に距離はこんな感じです。
この車が好きで乗り回している方からすると、なんのために持っているんだか不思議に思われる事でしょう。